【香りが変わる】
末期がん闘病時、抗がん剤治療中は経過を診るために入院。一日目は、まだ食欲があり、さほど変化を感じませんでした。抗がん剤を点滴している間は暇なので、久しぶりにまんがを満喫できました。しかし、二日目紅茶のアールグレーが淹れた途端吐き気。いつもいい香りと感じていた紅茶が変なにおいに感じたのです。抗がん剤の副作用ですね。
【抗がん剤で血管が死ぬ】
そして毎日何本もの抗がん剤を点滴。抗がん剤は吐き気がでる為、吐き気止めを飲むよう指示されました。抗がん剤はナチスドイツがユダヤ人を大量虐殺する際に使用した薬品です。看護士からは『抗がん剤は1本打つ度に1本血管が死ぬ。』といわれました。それくらい強い薬品です。それと同時に吐き気止めを飲むことで首がしめつけられるような苦しさを感じました。
【痛いガンリオン】
毎日抗がん剤を打つと、血管が細くなるため点滴の針を打つ血管が見つからなくなっていきました。とうとう左手の中指付け根に針を刺し、そこから抗がん剤を入れました。関節は骨1本のところより血流が滞りやすく、だんだんその部分の筋肉が硬くなりました。抗がん剤治療も終わりがん完治して元気になり、数年後この指の付け根近くが盛り上がりガングリオン(こぶ)ができ、触ると痛い。指輪も出来たいくらの盛り上がりでした。
【ガングリオンが溶ける!?】
痛みもあるし邪魔なガングリオン。塊だから指を曲げるとつっぱります。そんなある日細胞から活性化される愛知電子のソーマダインと出会いました。愛知電子さんのショールームでソーマダインでガングリオンをなでてみましたが、そのときはなにも変化なし。それから数日後なんと!ガングリオンが柔らかくなっていました。それからまた数日後にはガングリオンが水ぶくれみたいに液状化していました!そこで自分の身体なので水ぶくれのようなところに消毒した針で刺すと、最初は透明でトロミのある液体が出てました。液が出し切ると指のこぶがなくなり、その後数ヵ月後もう一度小さめのこぶが出来ましたが、またソーマダインで撫でると数日後また液状化。また針を刺して透明な液体が出て最後は赤い体液が出ました。それからは二度とガングリオンはできません。
【ガングリオンは何?】
ガングリオンは、コラーゲンの老廃物とカルシウムがくっつくと痛み物質となり、固まり骨化したものです。
【ガングリオンが消えるのは時間がかかる】
痛み物質でもあるガングリオンを溶かす方法。細胞から動かすことでコラーゲンとカルシウムが別れガングリオンが柔らかくなり、ゲル状。それからさらさらの液体になるには、コラーゲンの老廃物はリンパへ。カルシウムは血管へいく。しかしそれには時間がかかります。別れることでさらさらになり、細い管が通れるのです。